日々是精進。(はてな館)

日々ネットで調べたり、付箋に書き留めたものをアップしています。子育てで中断しながらも、年に数回投稿しています。皆様の恩恵に感謝しつつ。

日々の記録を残しています。皆様の恩恵に感謝しつつ。

20190424「明日の開発カンファレンス2019」に行ってきました。

みなさまこんにちは。はてな28件目の記事です。

今回は、4/24に「明日の開発カンファレンス2019」というイベントの簡単なレポとなります!

こちらのイベント、スポンサーのアスタリスク・リサーチの岡田様とのご縁で、今回含めて2回ほど参加させていただいております。
残念ながら懇親会は家庭の事情で参加できていないのですが、個人的に好きなセキュリティのセッションも含め、色々な現場のお話を伺うことができて、毎回楽しませてい

ただいております。

明日の開発カンファレンス2019

明日の開発カンファレンス2019

お話してくださったみなさま、同じイベントで色々呟いてくださったみなさまに感謝しつつ、わたしも自分の記録を簡単にまとめて置こうと思います。
(粗いレポなので、適宜加筆修正はいたします...)

 

前回のログ

ちなみに、過去のログ(メモ書き)は、こちらにあります。
(呟き&文章は無し、メモのみです)

昨年はラスト2コマのみの参加でしたが、ちょうとサーバレス(AWS Lambda)についてちょっとしたものを作っていたり、もう少しDevOps / 現場よりのお仕事をしていたので、内容的にも新鮮で、非常に参考になりました。

note.mu

note.mu

やってきました!明日カン!

さて、今回は1コマ目を落としてしまったのですが、頑張って、太田区蒲田までやってきました!

しかし、偉そうなことは言えません。相変わらず聞く側です...。
しかもこの時点で開発から離れた立場になってしまっているので、正直内容は追いつくのかな...という不安もありました。

でも、やっぱりお話を伺い始めると、楽しいのですよね....。

なんだかんだで、いつも通りのメモスタイルになっておりました。
ということで、呟きを貼っていく&補足するスタイルですが、いくつかのセッションの記録を以下に続けます。

「農業ITサービス「みどりクラウド」の開発と今後の展開」持田さま

持田さまのセッションからの参加です。少し遅れてしまったのですが、最初は持田さまの様々なご経験、バックグラウンド(成功失敗)が語られていました。
(あの「天ぷら侍」を作られた方なんですね....!)

さて、最初は面白おかしく進んでいたところで、こんどは農業の現状に対する問題意識が語られて行きます。

IoTで課題を解決できるかどうか、まずは生産性向上を目指しての切り口から開始。
大学との共同研究でデバイスを開発するも、いざ農業の現場へ出てみると、様々な物理的な障壁が立ちふさがっていたとのこと。

ハードウェアの耐久性という点が非常に大事というのが、よく分かるお話が続きます。

ばたばたとしてしまいましたが、伺えて本当に良かったお話です。
最後の言葉、技術者へのメッセージ、「見えていない・顕在化してない課題を引き出す技術」が求められること、とても印象的でした!

「受託開発の会社が自社サービスを立ち上げて軌道に乗せるまでの取り組み」田向さま

こちらのお話も、個人的にとても感銘を受けたお話です。
実は、個人のお話ですが、しばらく開発側から営業側の立場でお仕事をしていたので、「こんなやり方もありなんだ…」と、非常に思うところがありました。

「総売り上げ:35,400円 ~ 受託エンジニアが自社サービスのPOをやって学んだこと。」岡島さま

岡島さまの「公開振り返り会」的なセッションでしたが、「受託脳」「受託開発向きのメンタルモデル」というキーワードは、先に伺った持田さまのお話と対比すると、なかなか深いものを感じました。

「200人のメンタリング」小野さま

まず最初に、地方の企業での人材確保の難しさが語られ、それゆえ何より人が大事になってくるということを伝えていただきました。
細やかなメンタリングは、このために欠かせないことなのですね。

「DEVOPSとセキュリティ〜 どこから始めるのか、どこに行くのか」岡田さま / 倉持さま / 神戸さま

大好きセキュリティセッションは、3名の皆様でのトークになりました。
今回も楽しみながらお話を伺いました!

ここで、静的解析ツールのお話も出てきました。「いいぞいいぞー!」と思いつつ、確かにこのツールを使うことの難しさなども日々耳にしているので、教育とセットなのが大事なことは痛感している次第です...。

「明日の開発カンファレンス」パネルディスカッション

最後は5名のみなさんによるパネルディスカッション。
この中で、「フルサイクルエンジニア」というキーワードが出てきました。

リモートやオフショア開発での工夫といったところも興味深く伺っています。

よかったこと

バタバタでしたが、今回も参加できて本当に楽しめました。(個人のモチベーションアップというところで止まってしまってはいますが)
少し触れた通り、今までと少し違うポジションでお仕事をしていたので、営業寄り目線でのヒントもいただいた気がします。

また、今回は ねこげっとさんにも直に会って少しお話できたのも、光栄でした!

失敗したこと

最初のセッションを逃してしまったのも大きいのですが、実は、いつも使っている万年筆(1000円のカクノですが)を忘れてきてしまいました!
ということで、今回はボールペンで書いています..。

記録用にはiPadにするかどうかも、悩みましたが、お話に集中してしまいそうだったので、速さ重視で紙を選択。案の定乱筆乱文誤字などありますが、最初のスタイルに戻ってやっています。

ペンの書き心地はちょっと違うのですが、ここはなんとかなったとして...。

もう1つの失敗が、途中の休憩でメガネを紛失してしまったこと!
2つめ以降がスライドがほとんど見えず、音声での書き取りになってしまいました...。
メガネは後から防災センターに届いていて、事なきを得ましたが、「こんなこともあるんだ...」」と、冷や汗をかいた次第です。

まとめなど

今回はお話を伺うことに加え、「聞き取る力は衰えていないか?」というところも確認しようと思って、なるべくメモを取るようにしての参加でした。
想定外の細かいトラブルはありましたが、なんとかあとから振り返って「ああ、こんなお話だった」ということが追える程度には、書き留めていたかと思います。

ただし、グラレコではなくて、「手書きメモを交えたレポート(そのまんま)」という位置付けでのレポとさせていただきます。

さて、後日、おなじように「フルサイクルデベロッパ」という言葉を目にして、今回のカンファレンスのことを思い出しました。

上記のつぶやき通り、個人的にはとてもいい表現だな、と感じました。
ただし、本当に求められるスキルも広範囲。

サービスによって必要なことも全く違ったりします。
この業界で長めに生きているだけに、そういった技術は時間をかけて身につけていく必要もあると感じています。たとえば、最初の1、2年は問題ないが、その後に問題が出てきたりすることもあります。

そういった「成長痛を経験する」「成長にともなう急激な変化に対応する」ことは、避けては通れないし、必要な対応というのもその時にならないと分からないものがあるというのは、子育てを通しても実感している次第。

だから、焦らない、時間がかかるということも、ある程度許容していただけるといいな、とちょっと思っていますし、そういうことを認めてもらえる場というのも大事ですよね。

 

最後に。今回も素敵なお話をしてくださったみなさま、ありがとうございました!!