コンプレックスだったものを、素直に認めてみた。
みなさまこんにちは。
はてな18個めの記事は、「コンプレックスだったものを、素直に認めてみた。」というお話です。
そしてまた、グラフィックレコーディング Advent Calendar 2018 の12/2の分の記事にエントリさせていただきました。(枠が空いていましたので、勝手ながら...)
それまでのこと
簡単な絵でまとめを描いてみましたが、まずはわたしのバックグラウンドを。
- IT業界で細々と生き延びている、働く母です
- 40代後半です(みなさんが眩しい!)
- 絵を書くのは好きだけど生業ではありません
- IT業界にいる&きちんとデザインや美術を学んだわけではないので、考えをイラストで表現すること、とくに仕事がらみでその手のやり方をオープンにするのには抵抗があった
- しかも手書きだし...
イベントレポ系のブログを書いた時にも、ほんのちょっと様子を伝えるために絵を添えるということはありました。
実際はそれ以上に手書きでメモをとっていることが多いのですが、大部分は個人的なメモに留めているといった感じでした。
こうなった
さて、昨年の秋くらいから、精神的に辛かったこともあり、ひたすらやりたいことや思ったことを紙に書き出すといった日々が続きました。
その流れで、とあるイベントに参加して、さっとメモしたものを公開したら、思いがけずいつも以上に反応をいただいた、という経験をしました。
非常に不思議な感覚だったのですが、「ああ、こんな伝え方もあるのかな?」と思った瞬間でした。
その後、秋冬からは読書メモを描いてみたり、勉強記録的なメモを取って、ついでに公開してみるということが増えました。
これもまた、執筆者様の目に止まってコメントをいただいたりすることができて、「ああ、こんな感想の伝え方もありかしら?」とまたまた思うようになりました。
正直、「グラレコ」と言えるものかどうかはわかりません。
ですが、表現の一つ、自分の理解を助けるための一つとして、ようやく外に出してもいいかなと、自分自身でも受け入れられるようになってきました。
そんな経験から、こんなブログを過去に書かせていただきました。
これからのこと
ことばも大切にする
表現の一つ、わたしの個性の一つとして受け入れるようになり、確かに人前でもメモをとったりすることには抵抗はなくなってきました。
ただ、その弊害的(?)なことも少し感じるようになりました。
あくまでも、わたしの場合ですのでご容赦を。
- 「うまく説明できなくても、図があれば大丈夫」と思うようになったあまり、資料を作る際に情報量が多くなりすぎることがあった
(お仕事ではさすがに手書き、というわけにはいかないので、パワポで作ったりするのですが、そこでも情報量が多すぎる) - いろいろできる・いろんなことがあるのはわかるけれど、その中で本当に伝えたいことはなにか、というのがぼやけてしまうことがあった
ストーリーを伝える、イベントの雰囲気や流れを掴むには良い方法だと思っていますが、たとえば「1分で伝える」「言葉だけで伝える」という場合にどうするか。
今、お仕事的にそういう「言葉を考える」という局面が多く、いわゆる最初の「つかみ」をどうするのかということに、非常に頭を悩ませています。
つかみがあって、そこから興味を持っていただいた上での詳細、あるいはグラレコ的な内容への誘導を自然にできるようになりたい。
英語でも発信してみる
実は、視点を英語圏に広げてみると、手書きのメモやノートを公開している例がぐっと広がります。
お互いインスピレーションをもらったり理解を助けたり、見ているだけでも楽しいのですが、刺激にもなるので、わたしももう少し視点を広げてみたいなと思っています。
とはいえ、わたしの受け止め方であることは意識して
いまのところIT業界で生きていたので、IT系のメモが多いのですが、長く細々とやっていたおかげで専門ではなくてもキーワードは拾えたり、あとからの補完で理解が追いつくところもあるので、年を取ってから取り組み始めたのも、悪くないなと思っています。
ただし、こうやって「描こう」「発信してみよう」と思えるのも、お話をしてくださったり、本を書いてくださる方がいるからこそ。
わたし自身が経験や言葉を紡いでいるわけではなく、受け止めたものを表現しているということにすぎません。
わたし自身は楽しく、良かれとおもって書いていることも、もしかしたらお邪魔なのではないか?と、あとあと自問することもしばしば。
お仕事ではないから...の気楽さが、誰かに切ない想いをさせていないか?といったことも。
また、間違った受け止め方や、失礼な表現をしてしまっている場合もあるでしょうし、そうしたものを表現することへの怖さもあります。
ですから、言葉を送り出してくださった方々の想いをうまく伝えられたらなと思っています...。