みなさまこんにちは。はてなの記事、33本目になります。
前回分から、しばらく間が空いての投稿になります。*1
夏休み最後の日、何十年?かぶりに大阪に行く機会ができました。
理由は、表題の通りで 第20回 Redmine大阪 勉強会に参加するためでした。
そして今回は、LT枠も頂戴しての参加となりました。
書いておかないと、その時の気持ちはきっと忘れてしまうと思うので、簡単ながら書き留めておくことにします。
どちらかというと、テック系イベントのレポというよりは、「お母さんが久しぶりに新幹線に乗って自由な時間をもらって、ちょっとだけLTして大阪の皆さんに会ったよ!」ということの記録になります....。 そういう観点でお読みいただけると嬉しいです。
新幹線、景色を楽しむ余裕なし
子どもたちの夏休み対応もあり、大阪行きの計画はほとんど立てられず、とにかく新幹線に飛び乗れば多分なんとかなるだろう...という考えでした。
発表者としては、みなさまの貴重な時間を頂戴するわけですから、本来十分に準備と練習をして臨むべきではありますが、毎度のことで本当に申し訳ない限りです。
実は、あれこれと夏の間は手を動かしてはいたので、そのあたりのお話をしようとぼんやりと考えていたのですが、スライドの方はなかなか手がつかず。
結局、タイトルだけ前日に提示。あとは新幹線の中で、大急ぎでスライドを作るということをしておりました。 のぞみに乗っている間のほぼ2時間強、iPadとPCに向かってひたすら資料を作成していました。
ちなみに、この2時間強という時間、自宅だとなかなかまとまって取れないのです。 すぐに子どものご飯の支度、家事の続き、買い物といった形で、細切れな方が多いのです。
今回は家族の協力を得て、単身で大阪に行くことができましたので、「自分1人だけの時間」としてこの時間を遣うことができました。 おかげさまで、のぞみの中で電源もWifiも利用でき、快適快適。 内容はともかく、「なんて生産性の高い時間なんだ!」と驚いたくらいです。
ただし、富士山も浜名湖も京都も727も、とにかく車窓から外の景色を眺める余裕が全くありませんでした。 これは残念...。
恐ろしいことに、スライドが概ね形になったのが、到着10分前でした。
デモも想定はしていたのですが、デモは出来なくてもなんとかお話が出来るように、万一のことを考え、クラウド上にデータをアップして、やっと一息ついた頃には新大阪となっていました。
開始した、話を聞いてる余裕なし
さて、一路、新大阪から大阪へ。
とにかく何十年ぶりの大阪で、「あれれ、エスカレーターって右に立つんだっけ???」と大慌てしながら会場に向かいます。駅を出ると、とにかく綺麗!! 会場のさくらインターネット様のオフィスのあるビル、本当に綺麗なんですね!
会場に入ったのが12時50分ごろ。
余裕もそこそこあり、PCのチェック、スライドの見え方のチェックまでは、無事確認できました。*2
実は、昨年のredmine.tokyoのLTでは、遅刻してしまった上でご好意でLTを最後にさせていただくという事態になってしまいました。本人も非常に猛省しておりまして、「進行を阻害することだけは阻止したい!」という思いで、大阪のイベントに開会前に間に合っただけで安堵...。
そこから先は、わたしの番まで実のところ上の空でした....。(申し訳ございません!!)
LTは、やっぱり時間を超過した
「大阪の皆さんにとって、このお話大丈夫だろうか?」「滑らないか?」という不安とともに、さてわたしの番。 気持ち的には、話したいことの準備は東京での時よりしていたつもりですが、流石に手書きだとテクニカルらしさのカケラもない感じが...。
ということで、わたしのスライドはこちらになります。 書かれている点は、日々思うところだったり、気にしているところなので、そのあたりがやんわりと伝われば幸いです。
www.slideshare.net
お話としては、以下のような点に触れました。
- コツコツ続けているプラグインのアクセスや質問を見る限り、Redmine4の利用の方が増えてきたと体感している
- 問い合わせも、組み合わせ問題や、バージョンアップの際に見過ごしていた点についてのものが多い
- 現在は実務では使っていないのと、メンテナンスモード的な状況なので、正直対応は「そんなの知りませんー!」と思うことが多い
ただ、こうしたことを踏まえつつも、毎回少しずつで学びやトライアルがあるので、続けていることを添えました。
また、ついつい夏の間に少しプラグインの調整をしたので、その辺の紹介をしたいとデモを盛り込んだり。 やはりLTの時間は超過してしまった感じです。
BannerのAPIと「こどもれっどまいん」のデモ
個人的には、最初に作ったBannerプラグインは思い入れがあり、仕組みも簡単なので、デモの中ではAPIを叩いて更新する、ということをやってみました。 Bannerはだいぶ新しい機能は保留状態にしていたのですが、APIを用意したことで、もう少し遊べるのではないかと思っています。年末くらいまでに、もう一歩進んだ形でなにかを試そうと思っています。
さて、本当は、なにもプラグインにリクエストがなければ、夏の間にやってみたいことが一つありました。
それが、「こどもれっどまいん」でした。
きっかけは、石川さんの作られた、Redmine Message Customizeプラグインです。
こちらを拝見した途端、「ああこれは、もしかしてアレができるかも!!!」と即思いました。 アレ、というのは、子ども向けの文言に書き換えたRedmineです。
実は、昔お仕事でJIRAを触っていた時に、エイプリルフールネタでAtlassian社が「JIRA Jr.」というムービーを流していたのにインパクトを受けて、「いつかこんなのをやってみたい!!!」と思っていたのです。
なんだかんだで夏はそこまでは出来なかったのですが、せっかく大阪まで伺うので、皆さんに楽しんでもらえたらなと思い、大急ぎでRedmine Message Customizeプラグインを試し、それなりに子ども向けの言葉に置き換え可能なことを確認。
その上で、ちょっとだけテーマをカスタマイズして、それっぽくしてみようとしたのが、この「こどもれっどまいん」だったのでした。
ソースとキャプチャなど
デモではDockerのコンテナを立ち上げています。 以下のBannerの検証用のリポジトリに、LT用のブランチを作って、そこにDockerファイルを置いています。
「こどもれっどまいん」プロトタイプのソース
また、かなりやっつけ、ほんとうに一瞬だけ見た目を変更できる程度のものですが、プロトタイプとしてのテーマはこちらになります。*3
テーマ単体では、メッセージは子ども向けにはならないので、Dockerコンテナを起動して、Redmine Message Customizeプラグインを併用して試せるように、Dockerfileも置いてあります。 よかったら、READMEを見てくださいね!
まとめ
こちらの記事では、わたしのLTのみになっております。
もちろん、会の中では面白いお話がたくさんありましたので、思い出せる点は後追いでブログにあげれたらなあ...と思っています。
備考・参考情報
JIRA Jr.
動画も、紹介サイトもまだ残っていますので、リンクを貼っておきますね。
https://www.atlassian.com/jirajr
スライド作成環境
今回は、iPadで、GoodNotes 5というツールを使っています。
最近はグラレコ形式のイベントレポートを書き起こす際も、GoodNotes 5を使っていたりします。
参考までにこちらなど。
このツールの理由は、複数ページに渡って描く場合に、ノート形式で描くことができるから。 あとは、簡単なマーカー形式で色をつけることができるので、手書きにより近い感じが出せるからです。
描き上がって、通しでボード(ノート)の流れを確認したあと、前後を入れ替えたり微調整し、PDFにエクスポートして、スライドとしています。