日々是精進。(はてな館)

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20190215 Developers Summit2019 でお話をしてきました

みなさまこんにちは。はてなの記事、22件めになります。

今回は、「Developers Summit 2019」にて、お話してきたことについて書き留めてみます。*1

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はじまりのはじまり。すがったのは1本のクモの糸。

デブサミの公募について

まず、デブサミの公募についてですが、毎年11月末くらいが締め切りだったかと思います。*2
今回思い立ったのは、"Share your fun!" という言葉がテーマであったことと、以前LTでお話させていただいてからちょうど5年経っていたということが大きな理由でした。

もちろん公募ですし審査を踏まえてなので、ダメもとで....ということで、応募させていただきました。

わたしでいいのか悩む

結果をいただいたのは、12月中旬のことです。
嬉しい反面、「わたしでいいのか?」ということでも本当に悩みました。

大好きなイベントですので、参加した皆さんにはぜひ楽しんでいただきたい。
そんな中で、わたしが話して大丈夫なのか。
もっと若い方に、機会を持っていただいたほうがいいのではないか...。

この件に関して、正直に運営事務局の方にご相談したところ、コンテンツ委員の近藤祐子さまに、色々と今回の選考の理由や、タイトルその他についてのアドバイスをいただきました。

そちらを踏まえて、「わたし自身のお話で、なにか今迷っている方、岐路に立っている方の参考になれば」という思いを深め、おそらく最後の機会ということもあり、やってみることにしました。

前回と違い、1人で1枠。名前を出していただけたことに、非常に重みを感じたのも事実です。

ストーリーを組み立てる

近藤さんとのやりとりで、最終的に、上記の通りのタイトルとなりました。
不思議なもので、タイトルが決まると、だいたい最初と最後に伝えたいことが決まってきます。

問題は、その間。どこからお話を始めるか。
これも、「あまり遡りすぎると自分語りにしかならないのでは...」「たいした業績もなにもない、むしろ日々精一杯なのに、昔話ばかりだと、いわゆる老害では...」という悩みはついて回りました。

この点に関しても、最終的には「たぶん最後の機会だから」という気持ちで、わたしの最初の一歩から始めることとしました。

長い年月、あしかけ20年以上です。お恥ずかしい限りではありますが、「シェア」もキーワードとして盛り込みながら、お話を組み立てることにしました。
だいたい、毎日の通勤時間にぼんやりと考える日々が続きました。

なんとか届けたい!

そうこうしているうちに、年が明け。
昨年秋に転職をし、慣れない中移動も多かったりで、どうしても体が疲れてスライドの準備に本腰を入れることができませんでした...。

ここまでくると、やはりパブリックスピーカーの方、講師としてプロで活躍されている方、それ以外でも登壇の機会を大事にしていらっしゃる方の意識の高さというのは、改めて凄いものだと感じました。

本番前の連休が、ストーリーの組み立ての追い込み。
それでも、スライド自体まだ仕上がっていませんでした....。

そうこうしているうちに、デブサミのリハーサルの日がやって来ました。

5年前、わたしは接続とスライドショーの設定で失敗をしていたので、せめて接続だけはスムーズに...という気持ちで、ここは外さずに確認。

あとは、「うしろの席の方に、字が見えるかどうか」「手書きの絵が入っても、ちゃんと見えるかどうか」といったあたりを重視して、数枚気になるスライドを写して見え方のチェックをしたりしました。

伝わったらいいな

さて、結局のところ。今回もまたギリギリまでスライドの微調整となりました...。

わたしのスライドは、ちょっと特徴があるので、好き嫌い、見えやすい見えにくい色々ご意見はあるかと思います。
基本的には、その場のお話を聞かなくても、スライドだけで伝わるようにと作っているので、もしあとからご覧くださった方にも気持ちが伝わればいいなと思っております。

最終的には、以下のような形で、大きな画面でお話をさせていただきました。

www.slideshare.net

お話の最中は、やはり夢中になってお話するだけで精一杯...。

時折皆さんの表情を見回したりはしつつ進めたのですが、思った以上に静かであったので、少し不安だったのも事実です。

こんなお話で大丈夫だったのだろうか。お話は伝わっているのだろうか、と。

気がついたら、あっという間に時間が経ってしまい、またもや最後は駆け足になってしまいました...。

ああ、本当に申し訳ない情けない...と思いながらも、いったん会場を後にし、Ask the Speakerの場に立ってぼんやりとしていると、何人かの方がいらして下さいました。
そこで、やっと、「少しでも、どなたかにでも響いたのであれば良かった...」と安心をいたしました。

この時には、長年憧れの立場でお世話になっている、デブサミの生みの親の岩切さん、それから、コンテンツ委員の近藤さんがいらして下さいました。

わたしも思わず、嬉しいやら恥ずかしいやらで、涙ぐんでしまいました。

また、始まる前に声をかけて下さった佐々木さん。5年前から折々で声をかけて下さり、さらに今回もお話を聞いてくださって、本当にありがとうございました。

Redmineエバンジェリストの門屋さん、あさこさんもセッションを聴きに来てくださったりと、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。*3

雅叙園のみなさまありがとうございました!

さて、今回「もし公募が通って登壇の機会をいただけたら、また着物を着よう!」と決めていました。

5年前に機会をいただいた時の顛末は、こちらの記事に残してあります。

前回雅叙園で着物を来た時に、母親を連れて来れたらなあ...と思っていたのですが、5年も経ち、体もあまり無理できないので、そこまでは叶わず…。

幸運にも公募が決まった時は、「じゃあ母の着物で!」と決めて、年明けに実家に帰り、母にいろいろ聞いて着物を引っ張り出して今回来た物を借りることにしました。

前回同様に、「結婚式ではないのですが...」との断りを入れて、雅叙園の美容室にお願いをいたしました。
当日は他に挙式もあったようですが、忙しい中でお引き受けくださって、ありがとうございました。

とにかくヘアもメイクも「見苦しくなければそれで十分です」とお願いしたところ、割としっかりメイクしてくださったので、本当にコスプレな気分で臨むことができました。

こちらが、直前の呟きです。

見苦しくなかったかどうかは、みなさまのご判断にお任せします。

どう取り繕っても、所作や話し方は、やはり残念なところは否めなかったかと思いますが....。*4

さて、メイクをしていただいたものの、セッション終了後に来てくださった方々とお話をしていたら、どうしても涙ぐんでしまい、案の定パンダ目になってしまいました。

お恥ずかしい限りです...。

おわりに:今回もシェア!

以上、覚え書き的なものとなりましたが、今回の顛末とさせていただきました。

お話で述べた通り、数はすくないのですが、もちろん拝見できたセッションについては、同じくつぶやいたり描いてシェアをさせていただきました。

逆に、今回はわたしのお話を聞いて、グラレコやメモを書き留めて下さったかたもいらして、本当に新鮮で嬉しい経験もさせていただきました!

個人的には、5年前のわたし自身のLTの時のように、チームで登壇されている以下のセッションは絶対応援する!と決めていたので、自分の回が終わったこともあり、心置きなく最前列でお話を伺い、メモをシェアすることができました。

event.shoeisha.jp

とても素敵なお話だったので、お話を聞いたみなさんそれぞれが、たくさんの呟きを残してくださっています。
わたしの描いたものも、その一つとして入っていると思いますので、目にとめていただけたら幸いです。

また、まだ書き起こせず、ノートのままのものもいくつかあります。ベストショット、キーワードを切り取った形で、今回のデブサミの思い出の一つになるように、なんとかシェアをしていきたいと思っております!

 

*1:2/14, 15の両日とも目黒雅叙園には行きまして、数件セッションを聞くことができましたが、そちらのメモは別に書き出そうと思います。

*2:公募にチャレンジしたいと思った方は、デブサミのサイトを秋頃からチェックしてみてくださいね!

*3:あとからTogetterのまとめを拝見して、赤面してしまいました...。

*4:写真くらいはちゃんと撮っておけばよかったです。